OpenBSD 7.3 on VirtualBox 7: ゲスト OS インストールに失敗 - 原因は I/O APIC 有効化

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( 更新 )
@nabbisen

発生した問題

VirtualBox 7.0 において、Artix Linux 🐧 をホスト OS にして、OpenBSD 🐡 7.3 をゲスト OS としてインストールしようとすると失敗しました。

vbox の設定に起因するものでした。システム - マザーボード - “I/O APIC を有効化” に (デフォルトで) チェックが付いていたことが原因でした…🤕

失敗と関係があるのかわかっていませんが、VirtualBox ドキュメンテーションに 以下のように書かれていました:

software support for I/O APICs has been unreliable with some OSes other than Windows.

(私訳: Windows 以外の OS の中には、I/O APIC のソフトウェア・サポートが安定していないものもあります。)

エラー内容

OpenBSD インストーラーにすべてを回答してインストールが始まった直後に発生しました。(以下の最初の行がそれを表しています。)

Installing bsd 0% (...)
dc_atapi_start: not ready, st = 40
fatal protection fault in supervisor mode
trap type 4 code 0 rip ff(...) cs 8 rflags 10286 cr2 42f9c8 cpl 6 rsp ff(...)
gsbase 0xff(...) kgsbase 0x0
panic: trap type 4, code=0, pc=ff(...)
syncing disks...6 6 (...)

解決方法

VirtualBox 設定で システム - マザーボード にある “I/O APIC を有効化” のチェックを外さねばなりませんでした。それで OpenBSD をゲスト OS としてインストールすることができるようになりました。

uncheck-io-apic-in-vbox-settings

ともかく問題を解決できました 🙂


本記事は 私のツイート (英語) をもとにしています。

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